いつか素敵なカフェやレストランをオープンしたい、でも調理師免許が必要なのかしら。そう心配する方も多いでしょうが、飲食店経営には、実は調理師免許は必要ないのです。開業に最低限必要なのは、食品衛生責任者と防火管理者、この二つの資格なのです。その他に各種機関へ届け出をしなければならないのですが、こちらはご自身がどのような形態で開業するかによって異なります。

それでは次に、飲食店経営にはどれくらいの資金があれば良いのか、ということですが、ここで頭に入れておかなければいけないのは、人件費、原価、家賃のいわゆる三大経費です。成功の秘訣は、売り上げ全体に占める三大経費の割合を7割程度にとどめておくことです。そのためにはどうすればよいのでしょう。それには、きちんとした事業計画を立てることです。10年20年と言った長期的な目線で、年を取って体が無理をきかなくなった場合のことも踏まえ、余裕のあるものにしましょう。では実際どれくらいの資金があればいいのでしょうか。

これは規模や客単価で変わってきますので一概には言えませんが、儲けが少なくても半年くらいは続けられるような資金が理想です。また、ご自身の生活費も忘れてはいけませんので、注意してください。物件も居抜きか新規かで大きく金額が異なります。借りる際、人通りはどうか、自分のお店に合った客層の人が多く通るのか等のチェックも忘れないでください。ご自身の飲食店経営を成功させるためにも、きちんと計画を立て、事前リサーチもしっかりと行いましょう。

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